納期目安:
11月06日頃のお届け予定です。
決済方法が、クレジット、代金引換の場合に限ります。その他の決済方法の場合はこちらをご確認ください。
※土・日・祝日の注文の場合や在庫状況によって、商品のお届けにお時間をいただく場合がございます。
手刺繍とカウリーシェル(宝貝/子安貝)の装飾が施された、独特な風合いを持つ古い布袋。
インド西部,北西部,パキスタン南部,アフガニスタン周辺の砂漠地帯に遊牧、半遊牧の生活をする人々の手仕事。
苛酷な生活環境が培った知恵は、
貴重な布に刺繍を施し装飾性に加えて耐久性をも高めた。
刺繍の手法は、種族の名前を冠したバンジヤラ刺繍,ラバリ刺繍などいわゆるトライバル刺繍。太い撚り糸を並べてその上から別糸で押さえるコーチング技法も見られる。
ミラーワーク刺繍は見られないが、幾何学模様を分厚く刺す仕事も混在する。
袋の形態は、三徳袋と同じく四角の3隅を閉じ合わせ残りの一角はフラップの役割を果たしている。
それは、貴重な布を無駄なく使い切る彼らの智慧が反映されており、合理性,多機能性,そして呪術性からも
在るべき形態である。
バラバラな四隅を中心に集める意味合いが家族の団結、結族の強化につながることから、婚礼時に持参財産を詰め込むダウニー袋として使用される。
★遊牧民族の色
ミラーのある無しに関わらず、インド大砂漠地帯で暮らす民族の袋物の色調がほぼどれも同色調なのには何らかの「意味」があるのか?AIに聞いてみた。
日本人の好む「侘び寂び」の色調が有るとすれば、砂漠の民の美意識に根ざした「好み」がある,との回答。
彼らの生活空間が,土,砂,家畜、刻々の変化する太陽傾きが反映する砂漠の色調、そして実質的には染色し易い天然染料で可能な色調が彼らの色になったとの考察。
★出品した袋の色調
本来は,数倍も「派手」な仕上がりであったと思われます。
乾いた大地に婚礼色(赤や黄色、等)を「点火」散らすような感覚を付与した生命色に富んだ配色を想像していただけることと思います。
エッジに飾られた貝の白は,本体の色調とのコントラストがより鮮やかだったとも思われます。
合成染料の流通で,伝統を破った配色の刺繍作品は,観光用の新作として制作され始めたが、本品は、汚れ,経年褪色,補修箇所の布地の組み合わせ等が味わい深くも合わさった
「時間で熟成された色調」の逸品です。
ご覧いただきありがとうございます。
| カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 |
|---|---|
| 商品の状態 | 傷や汚れあり,多くの人が見てわかるような傷や汚れがある |
オススメ度 4.5点
現在、329件のレビューが投稿されています。